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2020年12月3日【エネルギー】

OKI、非接触ATMパネル操作の実証実験を百五銀行で開始

NEXT MOBILITY編集部

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百五銀行本店

 

「ハイジニック タッチパネル」を搭載したATM

 

 

OKIは、百五銀行と、画面に触れることなくタッチパネルを操作することができる「ハイジニック タッチパネル™」を使ったATMの実証実験を開始したと、12月3日発表した。百五銀行の新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組みの一環として、12月2日から12月18日まで、同行本店営業部のATMコーナーに「ハイジニック タッチパネル」を使ったATMを設置し、使い勝手などを確認する。「ハイジニック タッチパネル」を使ったATMの実証実験は、東海地区で初めてとなる。

 

 

「ハイジニック タッチパネル」は、従来、画面に指を触れていたタッチパネル操作を、非接触で行えるようにしたもの。ATMの操作画面に実装した特殊なタッチセンサーにより、利用者は画面の数cm上に指をかざすことで操作ができるため、画面に触れることなく、「お引き出し」「お預け入れ」「お振込み」などの取引をすることが可能です。

 

 

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、百五銀行は顧客に安心してサービスを利用できる環境づくりに努めており、その一環として装置への接触機会を減らす非接触ATMの導入を検討している。実証実験では、同行本店営業部のATM1台に「ハイジニックタッチパネル」を搭載し、来店される顧客にご利用いただき、操作感や取引ボタンの選択のしやすさ、非接触操作へのニーズなどをヒヤリングして確認する。OKIは実証実験の結果をふまえて「ハイジニックタッチパネル」の操作性をさらに向上させ、商品化を進めていく。

 

 

OKIは操作画面を介した感染を予防する取り組みとして「ハイジニック タッチパネル」の開発のほか、各種セルフサービス端末のタッチパネルへの抗菌シートの貼り付けも行っている。金融機関以外にも、流通・小売・飲食業界や医療業界など、セルフサービス端末を導入しているさまざまな業界・分野にこうした取り組みを拡大し、ニューノーマルで求められる「無人化・非接触・非対面」を支えていくとしている。

 

 

※沖電気工業株式会社は通称をOKIとする。

※ハイジニック タッチパネルは、沖電気工業株式会社の商標。

※その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の登録商標または商標。

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。