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2021年7月14日【経済・社会】

車のエアコンの設定温度、25度が最多。ナイル調べ

NEXT MOBILITY編集部

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ナイルは7月14日、車をよく運転する全国の男女1,359人を対象に実施した、車のエアコン利用についての調査の結果を発表した。

 

 

■調査結果概要
・夏に車のエアコンを利用するのは97%
・車のエアコンの設定温度は25度に設定する方が最も多く20.8%
・車のエアコンを使わない理由は「窓を開けるから」「燃費が悪くなるから」が多数

 

今回の調査を通して、多くのドライバーは車のエアコンを利用して、更に他の暑さ対策もしていることが判明した。一方で、燃費が下がることなどを理由に車のエアコンを利用していない人々も一定数いることが明らかになった。窓を開けるなどの工夫もしているようだが、運転中に熱中症を引き起こしてしまう可能性もあり、適切な温度管理が推奨される。

 

 

■調査結果詳細

 

「利用する」:97.0%(1,318人)/「利用しない」:3.0%(41人)

 

車をよく運転する全国の男女1,359人を対象に、夏に車のエアコンを利用するかどうかを聞いたところ、「利用する」と回答した人がほとんどで97%という結果になった。一方で、「利用しない」という人も3%見られた。

 

 

 

「25度」:20.8%/「24度」:18.5%/「23度」:14.9%/「22度」:12.2%/「20度」:8.0%/「26度」:7.8%/「その他」:17.8%

 

Q1で車のエアコンを「利用する」と回答した1,318人に、車のエアコンの設定温度は何度にすることが最も多いかを聞いたところ、「25度」「24度」で設定している人が多いということが判明した。

 

 

 

「窓を開けるから」:30.4%/「燃費が悪くなるから」:26.1%/「使うほど暑くないから」:21.7%/「エアコンが嫌いだから」:13.0%/「その他」:8.8%

 

Q1でエアコンを「利用しない」と回答した41人にその理由を聞いたところ、「窓を開けて、自然の風を取り入れるから」「冷え性なので自然の風の方が心地よいから」などの「窓を開けるから」という回答が30.4%あった。「その他」には、「そもそも乗っている時間が短いから」「使い方がよくわからない」などの回答があった。

 

 

 

 

「日よけの設置」:46.9%/「窓を開ける」:36.9%/「扇風機」:6.7%/「日陰に駐車する」:5.2%/「その他」:4.3%

 

Q1でエアコンを「利用する」と回答した1,318人に、エアコン以外の暑さ対策を聞いたところ、「日よけの設置」の46.9%には、「ウインドバリア」「カーシェード」「サンバイザー」などの意見があった。「窓を開ける」の36.9%には、「ドアの開け閉めでの空気の循環」「少しだけ窓を開けておく」「窓を全部あける」などの意見があった。「その他」には、「アイスノンを持ち込む」「天井に断熱材をはる」「凍らせたペットボトル置いておく」などの意見があった。

 

 

■調査概要
調査対象:車をよく運転する全国の男女1,359人
調査期間:2021年6月16日~6月23日
調査方法:インターネット調査
調査内容:Q1. 夏に車のエアコンは利用しますか?/Q2. 車のエアコンの設定温度は何度にすることが最も多いですか?/Q3. 車のエアコンを利用しない理由は何ですか?/Q4. 車内の暑さ対策でエアコンの他にどんなことをしていますか?

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。