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2020年12月4日【テクノロジー】

SIP-adus、東京臨海部での実証実験計画を更新

NEXT MOBILITY編集部

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臨海副都心地域におけるカメラ配置図と撮影範囲

 

 

SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)は12月4日、予てより精力的に実証を続けている東京臨海部実証実験に於ける自動運転車の走行計画を更新した。

 

このSIPは、科学技術の司令塔機能をもつ内閣府総合科学技術・イノベーション会議が、府省庁の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより科学技術イノベーションを実現するために創設した国家プロジェクトだ。

 

本実証では、プログラムを推進するプログラムディレクター(PD)を中心に産学官連携を図り、基礎研究から出口までを見据えた一気通貫の研究開発を推進している。

 

なお個別の実証実験では、法令やガイドラインを遵守し、全車両にドライバーが乗車して安全に走行。走行にあたっては、周辺の交通環境に充分以上に配慮し、昨今の新型コロナウイルス感染予防の観点から、3密の回避にも心掛けた走行を行うとしている。個別の実証スケジュールは以下の通りだ。

 

 

12月分 (令和2年12月1日(火)~12月25日(金))

 

(1) 臨海副都心地域(一般道)
①走行期間及び台数(日/最大)
・令和2年12月1日(火)~4日(金)9時~17時:14台
・令和2年12月7日(月)~11日(金)9時~20時:17台
・令和2年12月14日(月)~18日(金)9時~17時:16台
・令和2年12月21日(月)~25日(金)9時~17時:12台

 

②実験参加者と実証実験車両
・スズキ(スズキ エスクード・ソリオ)
・SUBARU(スバル インプレッサ、フォレスター、レガシィ アウトバック、XV)
・トヨタ自動車(レクサス LS)
・日産自動車(日産 スカイライン)
・本田技術研究所(ホンダ 実験車)
・三菱電機(三菱 アウトランダーPHEV)
・フォルクスワーゲングループジャパン(フォルクスワーゲン Arteon)
・ヴァレオジャパン(ジャガーランドローバー レンジローバーイヴォーク)
・コンチネンタル・オートモーティブ(フォルクスワーゲン Passat、 EasyMile LIGIER)
・ボッシュ(ホンダ Legend)
・金沢大学、中部大学、名城大学(レクサス RX)

 

 

(2)羽田空港地域(一般道)
①走行期間及び台数(日/最大)
・令和2年12月1日(火)~4日(金)9時~17時:4台
・令和2年12月7日(月)~11日(金)9時~20時:6台
・令和2年12月14日(月)~18日(金)9時~17時:5台
・令和2年12月21日(月)~25日(金)9時~17時:4台

 

②実験参加者と実証実験車両
・スズキ(スズキ エスクード・ソリオ)
・日産自動車(日産 スカイライン)
・三菱電機(三菱 アウトランダーPHEV)
・ヴァレオジャパン(ジャガーランドローバー レンジローバーイヴォーク)
・ボッシュ(ホンダ Legend)
・金沢大学、中部大学、名城大学(レクサス RX)

 

羽田空港地域におけるカメラ配置図と撮影範囲

 

 

(3)羽田空港と臨海副都心地域を結ぶ首都高速道路(一般道を含む)
①走行期間及び台数(日/最大)
・令和2年12月1日(火)~4日(金)9時~17時:5台
・令和2年12月7日(月)~11日(金)9時~20時:7台
・令和2年12月14日(月)~18日(金)9時~17時:5台
・令和2年12月21日(月)~25日(金)9時~17時:4台

 

②実験参加者と実証実験車両
・スズキ(スズキ エスクード・ソリオ)
・トヨタ自動車(レクサス LS)
・日産自動車(日産 スカイライン)
・本田技術研究所(ホンダ 実験車)
・三菱電機(三菱 アウトランダーPHEV)
・フォルクスワーゲングループジャパン(フォルクスワーゲン Arteon)
・ヴァレオジャパン(ジャガーランドローバー レンジローバーイヴォーク)
・ボッシュ(ホンダ Legend)

 

首都高速道路1号羽田線空港西入口付近におけるカメラ配置図と撮影範囲

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。