安全・安心な自動運転を目指す
「xAUTO」に搭載されている技術は、「大切なのは、どんな時でも人を想うこと」というコンセプトで開発されたもの。
同社では、この技術を「Diamond Safety」と命名し、他車や歩行者、自車の位置などを高精度に認知・判断することにより、より安全・安心な自動運転の実現を目指している。
特徴は、まず、前方および後側方を監視するミリ波レーダ、前方監視カメラなど周辺センシング技術を高度に組み合わせた「自律型走行技術」を採用すること。
これは、現在主流となっている方法論のひとつだが、同社の技術力を結集することで、より高品位なセンシングを可能としている。
同社の独自性は、これに加え準天頂衛星システムからのセンチメータ級測位補強サービス（CLAS）信号と高精度3次元地図を組合せた「インフラ型走行技術」も採用していることだ。
独自のGNSS測位アルゴリズムを用いた「高精度ロケータ」（写真下）の搭載により、雪等の悪天候時でも、走行レーン上の自動車の位置をより正確に求めることが可能となっている。
