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2018年7月31日【テクノロジー】

ボッシュ、EV用パワートレイン「eAxle」を2019年に中国で量産

NEXT MOBILITY編集部

 

 

──量産品を搭載する車両の仕向地や自動車メーカー、車種等は?

清田 まだ(搭載車両の)発売前ですので詳細は公表できませんが、メインは中国市場になります。現在、現地で工場や生産ラインといった生産拠点の準備を進めている段階です。

 

車種的にはEVが最も多くなりますが、一部PHVにも搭載される予定です。前述の通り、量産を開始するのはまず最高出力150kWタイプからです。150kWというと、ガソリンエンジンで言えば、排気量2Lのターボ車と同等のパワーとなります。

 

 

 

 

──「eAxle」搭載車両の発売は2019年中になりますか? 

清田 採用して頂ける自動車メーカー様次第ですが、車両のSOP(量産開始)は、「eAxle」のSOPから少し後になるのが通常です。だいたい2〜3ヶ月のディレイがあります。

 

 

──つまり、「eAxle」搭載車両の発売は2019年中から2020年初頭にかけてという感じでしょうか?

清田 恐らく、そのような感じになるでしょう。

 

 

──量産を中国から開始するのは、やはり世界最大の市場だからでしょうか? 

清田 ご存知の通り、中国はCO2削減目標を達成するために、2019年からNEV規制を導入します。

 

 

──中国で年3万台以上の乗用車を製造したり、輸入販売したりしているメーカーを対象に、EV、PHV、FCV(燃料電池車)といった新エネルギー車、いわゆるNEVNew Energy Vehicle)の製造・販売を一定比率で義務付ける規制ですね。

清田 そうです。そのため、多くの自動車メーカー様が今、EVPHV等の開発に懸命に取り組んでいらっしゃいます。

 

 

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。