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2019年11月15日【シェアリング】

オリックス・カーシェア、トヨタのFCV・ミライを導入

NEXT MOBILITY編集部

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オリックス自動車は、11月19日からカーシェアリング車両に、トヨタ自動車の水素燃料電池自動車(FCV)「ミライ(MIRAI/*1)」を導入し、年末までに東京都内のオリックスカーシェアの36拠点に計36台を配備する。

オリックス自動車・ロゴ

カーシェアリング車両へのミライの導入は、東京都環境局が実施する「レンタカー・カーシェアリングにおける ZEV導入促進事業」において、オリックス自動車が燃料電池自動車の導入事業者としてカーシェアリング事業を実施するもの(*2)。

 

 

 

 

また、11月19日から2021年3月31日までの期間、「水素自動車 MIRAIキャンペーン」を実施。15分150円からと、「オリックスカーシェア」の通常料金(デラックスクラス)の約50%オフで提供する。

 

 

*1:トヨタが 2014年12月に販売した世界初の量産型燃料電池自動車で、約3分の充填で約650kmの走行が可能。燃料電池に水素と空気中の酸素を取り込むことで動力を生み出す。

*2:(2019年8月9日付プレスリリース)2020年1月より、オリックスカーシェアに燃料電池自動車を導入<https://www.orix.co.jp/auto/press/pdf/release_190809.pdf>。

 

 

 

 

[キャンペーン概要]

 

<名称>

 

水素で走る燃料電池車『MIRAI』キャンペーン

 

<期間>

 

2019年11月19日~2021年3月31日

 

<MIRAI配備拠点> (12月末までに全台配備予定)

 

下記東京都内のオリックスカーシェア36拠点。

 

■千代田区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 市ヶ谷日本テレビ通り、12月中、東京都千代田区四番町4-9
– NPC三崎町、11月26日、東京都千代田区三崎町3-6-6

 

■中央区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 晴海4丁目、11月19日、東京都中央区晴海4-6
– 新月陸橋、11月28日、東京都中央区月島1-1
– 月島駅前、11月30日、東京都中央区佃2-17-15
– 日本橋駅前兜町、11月27日、東京都中央区日本橋兜町1-13

 

■港区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 新橋駅前、11月19日、東京都港区新橋2丁目東口地下街1号
– 品川駅港南口、12月中、東京都港区港南2-16-1
– 港区芝3丁目B、11月26日、東京都港区芝3-41-8
– アーク森ビル、11月20日、東京都港区赤坂1-12-32

 

■新宿区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 早稲田駅前B、11月30日、東京都新宿区早稲田鶴巻町512番地

 

■渋谷区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 渋谷マークシティ、11月19日、東京都渋谷区道玄坂1-12-1
– 恵比寿ガーデンプレイス、11月19日、東京都渋谷区恵比寿4-20-7
– 代々木駅前ドコモタワー、12 月中、東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-3

 

■目黒区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 目黒1丁目(オリックス目黒ビル)、11月30日、東京都目黒区目黒1-24-12

 

■大田区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 西蒲田8丁目A、11月20日、東京都大田区西蒲田8-23-3
– 大森北2丁目、12月中、東京都大田区大森北2-12
– 下丸子4丁目、11月30日、東京都大田区下丸子4-3
– 仲六郷第三、11月28日、東京都大田区仲六郷3-31-8

 

■墨田区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 京成曳舟駅前B、11月28日、東京都墨田区京島1-37
– 向島3丁目A、11月29日、東京都墨田区向島3-39-12

 

■江東区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 枝川1丁目、12月中、東京都江東区枝川1-2
– 南砂トピレックプラザ、12月中、東京都江東区南砂6-7-15
– 東雲1丁目 UR1 街区、12月中、東京都江東区東雲1-9

 

■練馬区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 光が丘IMA、11月29日、東京都練馬区光が丘5-1-1
– 氷川台四丁目、11月27日、東京都練馬区氷川台4-59
– 平和台駅南、11月29日、東京都練馬区早宮2-10
– 大泉学園駅南口、12月中、東京都練馬区東大泉5-29-11

 

■杉並区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 桜上水駅甲州街道北、12月中、東京都杉並区下高井戸3-1
– 久我山駅北口、12月中、東京都杉並区久我山5-38-8
– 西荻窪駅北口、12月中、東京都杉並区西荻北3-32-5

 

■世田谷区

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– NPC上北沢1丁目、11月27日、東京都世田谷区上北沢1-4-13
– 明大前駅前B、12月中、東京都世田谷区松原2-25
– NPC経堂第4、11月23日、東京都世田谷区宮坂3-16-3
– NPC経堂第2、11月23日、東京都世田谷区宮坂3-2-7

 

■武蔵野市

 

<ステーション名、配置予定日、所在地>

– 吉祥寺本町1丁目、12月中、東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-3

 

<利用方法>

 

「オリックスカーシェア」会員に登録。

 

※「d カーシェア」でも利用可能。

 

<利用料金>

 

月額基本料 + 時間料金 + 距離料金 – サービス料金

 

 

 

※MIRAI はデラックスクラスの車両となる。
※d カーシェア利用の場合は上記料金が異なる。

 

<注意事項>

 

①本車両は水素(H2)ガスのエネルギーで走行する水素 FCV(燃料電池車)で、専用の水素ステーションでの水素ガス充填が必要。従来のカーシェア運用と同様、十分に水素ガスが充填された状態にしているため、基本的に利用者自身の充填は不要だが、長距離利用の際など水素ガスが不足する可能性があるため、予め水素ステーションのある場所を確認しておくこと。

 

②水素ステーションは都内に14カ所(2019年11月現在)あるが、営業日・営業時間が異なるため注意。

 

・水素ステーション<http://fccj.jp/hystation/kanto.html#hystop

 

③水素ガスを充填した際は、従来の給油とことなり事後清算となるため、領収書保管の上、「オリックスカーシェア問い合わせ受付センター」(03-5958-3012)まで連絡すること。

 

④本事業車両(MIRAI)の利用後、アンケートに協力が必要。

 

・詳しくはオリックスカーシェアの公式ウェブサイト<https://www.orix-carshare.com/campaign/mirai/>を確認のこと。

 

 

[問い合わせ先]

 

オリックス株式会社 グループ広報部 前田・藤原

電話:03-3435-3167

 

 

■(トヨタ)MIRAI:https://toyota.jp/mirai/

■(東京都)レンタカー・カーシェアリングにおけるZEV導入促進事業事業実施者の決定について:http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/08/09/14.html

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。