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2019年7月3日【新型車】

トヨタ、ポルテとスペイドを一部改良し特別仕様車を設定

NEXT MOBILITY編集部

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トヨタ自動車・ロゴ

トヨタ自動車は、「ポルテ」と「スペイド」を一部改良し、ポルテに特別仕様車 F“Raffine(ラフィネ)”を、スペイドに特別仕様車 F“Noble collection(ノーブルコレクション)”を設定し、7月3日に発売した(*1)。

 

価格(消費税8%込)は、182万8,440円から。特別仕様車は、FFが200万7,720円、4WDが215万8,920円。

 

※タイトル写真左:ポルテ F(2WD)<オプション装着車>。タイトル写真右:スペイド 特別仕様車 F“Noble collection”(2WD)<オプション装着車>

 

 

ポルテ 特別仕様車 F“Raffine”(2WD)(クリームベージュ)(内装色 : コハク)<オプション装着車>

ポルテ 特別仕様車 F“Raffine”(2WD)(クリームベージュ)(内装色 : コハク)<オプション装着車>

スペイド F(2WD)(フレッシュグリーンマイカメタリック)<オプション装着車>

スペイド F(2WD)(フレッシュグリーンマイカメタリック)<オプション装着車>

 

 

今回の一部改良では、予防安全パッケージ「トヨタ・セーフティ・センス(Toyota Safety Sense)」において、昼間の歩行者も検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ)を採用。

 

また、駐車場などでのアクセルとブレーキのペダル踏み間違い時に、衝突被害を軽減する安全機能インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を設定(オプション)した。

 

 

 

 

外板色においては、ポルテにモノトーンカラー7色とボディ上部に新色アッシュグレーメタリックを組み合わせたツートーンカラー3色を設定。スペイドには、モノトーンカラー7色を設定するとともに、ブラックのカーボン調ルーフフィルムを組み合わせた3組のカラーバリエーションを設定。

 

他にも、マルチインフォメーションディスプレイの燃費や航続可能距離情報などの視認性を高めるなどしている。

 

 

 

 

ポルテとスペイドの特別仕様車は、Fグレードをベースに、革調シボ付ルーフフィルム、合成皮革とファブリックを組み合わせた専用シートなどに加え、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を特別装備している。

 

 

スペイド 特別仕様車 F“Noble collection”(2WD)(内装色 : ブラック)<オプション装着車>

スペイド 特別仕様車 F“Noble collection”(2WD)(内装色 : ブラック)<オプション装着車>

 

 

今回の一部改良により、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]装着車は、「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の「ワイド(*2)」に相当した。

 

あわせて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)も、ベース車と同様の改良が施されている。

 

 

 

 

*1:(ポルテ取扱い販売店)全国のトヨタ店、トヨペット店、ならびに下記東京地区販売店。(スペイド取扱い販売店)全国のトヨタカローラ店、ネッツ店、ならびに以下の東京地区販売店(トヨタモビリティ東京、トヨタ西東京カローラ、ネッツトヨタ東都、ネッツトヨタ多摩)
*2:経済産業省、国土交通省など政府が官民連携で推奨する安全運転サポート車のうち、高齢運転者に特に推奨されているクルマ。自動(被害軽減)ブレーキ搭載車を「セーフティ・サポートカー(サポカー)」、さらにペダルの踏み間違い事故防止機能などの搭載車を「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」とし、高齢者を含む全ての運転者へ推奨している。「サポカーS」は自動(被害軽減)ブレーキの機能に応じて3つに分類されており、「ワイド」は自動(被害軽減)ブレーキ(対歩行者)、ペダルの踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、自動防眩型前照灯などの先進ライトを搭載するクルマをいう。

 

 

[メーカー希望小売価格]

 

■ポルテ・スペイド (単位:円)

 

<グレード、エンジン、駆動、トランスミッション、価格(*3/消費税込み)>

– X、2NR-FKE(1.5L)、2WD(FF)、Super CVT-i、1,828,440

 

– X、1NZ-FE(1.5L)、4WD、Super CVT-i、1,988,280

 

– Y、2NR-FKE(1.5L)、2WD(FF)、Super CVT-i、1,890,000

 

– Y、1NZ-FE(1.5L)、4WD、Super CVT-i、2,041,200

 

– F、2NR-FKE(1.5L)、2WD(FF)、Super CVT-i、1,879,200 ◎

 

– F、1NZ-FE(1.5L)、4WD、Super CVT-i、2,030,400

 

– G、2NR-FKE(1.5L)、2WD(FF)、Super CVT-i、1,977,480

 

– G、1NZ-FE(1.5L)、4WD、Super CVT-i、2,128,680

 

 

[特別仕様車 メーカー希望小売価格] (単位:円)

 

<グレード、エンジン、駆動、トランスミッション、価格(*3/消費税込み)>

– ポルテ 特別仕様車 F“Raffine”、2NR-FKE(1.5L)、2WD(FF)、Super CVT-i、2,007,720

 

– ポルテ 特別仕様車 F“Raffine”、1NZ-FE(1.5L)、4WD、Super CVT-i、2,158,920

 

– スペイド 特別仕様車 F“Noble collection”、2NR-FKE(1.5L)、2WD(FF)、Super CVT-i、2,007,720 ◎

 

– スペイド 特別仕様車 F“Noble collection”、1NZ-FE(1.5L)、4WD、Super CVT-i、2,158,920

 

 

◎:掲載写真(除くオプション)
Super CVT-i:Super Continuously Variable Transmission-intelligent(自動無段変速機)。
*3:北海道、沖縄のみ価格が異なる。価格にはリサイクル料金は含まれない。

 

 

[ウェルキャブ メーカー希望小売価格]

 

■ポルテ・スペイド(単位:円)

 

 

Super CVT-i:Super Continuously Variable Transmission-intelligent(自動無段変速機)。
*4:北海道、沖縄のみ価格が異なる。価格にはリサイクル料金は含まれない。
*5:助手席回転チルトシート車“Aタイプ”は消費税込価格、それ以外は消費税は非課税。

 

 

■(トヨタ)ポルテ:https://toyota.jp/porte/
■(トヨタ)ポルテ F“Raffine”:https://toyota.jp/porte/grade/special/
■(トヨタ)ポルテ ウェルキャブ:https://toyota.jp/porte/welcab/

 

■(トヨタ)スペイド:https://toyota.jp/spade/
■(トヨタ)スペイド F“Noble collection”:https://toyota.jp/spade/grade/special/
■(トヨタ)スペイド ウェルキャブ:https://toyota.jp/spade/welcab/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。