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2019年3月12日【カーシェアリング】

住友商事、北欧最大手の駐車場事業会社を買収

NEXT MOBILITY編集部

住友商事は、米国投資ファンドのKohlberg Kravis Roberts社傘下のQ-Park Operations Holdings社より、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの北欧3カ国で駐車場事業を展開するQ-Park Nordics社の全株式を取得することに合意した。

 

Q-Park Nordics社は、北欧3カ国で約20パーセントのシェアを誇る北欧最大の駐車場事業者で、約370,000車室の駐車場を運営・管理。各国の首都圏中心部で利便性の高い場所に集中的に駐車スペースを確保することで強固な顧客基盤を保有している。

 

また、従来の駐車場運営に加えて、電気自動車(EV)用充電装置、自動車メンテナンスサービス、タイヤ交換、宅配BOX、アプリ決済システムなど、新たなサービスの導入にも積極的に取り組んでいる。

 

住友商事は、Q-Park Nordics社の駐車場を起点とし、2018年11月からストックホルムでカーシェアサービスを展開するAimo Solution社(住友商事100パーセント出資子会社)や、モビリティ関連事業とのシナジーにより、駐車場をモビリティプラットフォームに進化。

 

モビリティプラットフォームの可能性を最大限に引き出し、地域社会における交通課題の解決を目指すとしている。

 

住友商事は、上記のスウェーデンのカーシェア事業に加え、国内最大のEV充電インフラ事業への参画や、国内駐車場シェアリングオペレーター、北米最大の個人間カーシェアリングオペレーターに出資するなど、EV関連事業やモビリティ関連事業を積極的に推進。

 

大きく変化する時代のニーズに応えるため、既存事業基盤に上記出資先等のテクノロジーを導入することで、モビリティサービス事業へのトランスフォーメーションを図り、より便利で豊かな社会創りを実現していくとしている。

 

 

[Q-Park Nordics社の会社概要]

 

– 会社名:Q-Park Operations B.V.
– 本社所在地:マーストリヒト(オランダ)
– 拠点:ストックホルム(スウェーデン)、オスロ(ノルウェー)、ヘルシンキ(フィンランド)等
– 株主構成:
(持分取得前)Q-Park Operations Holdings B.V. 100パーセント
(持分取得後)住友商事 100パーセント
– 従業員:585名
– 事業内容:主に非路上型駐車場の運営・管理

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。