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2020年10月22日【テクノロジー】

エヌビディア、AI推論でパフォーマンスの記録を更新

NEXT MOBILITY編集部

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エヌビディア(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララ)は10月22日、AIコンピューティングプラットフォームがMLPerfの最新ラウンドで再びパフォーマンスの記録を更新し、ハードウェア、ソフトウェア、サービスの AI パフォーマンスを測定する業界唯一の独立系ベンチマークでリードを広げたことを発表した。MLPerfとは、「公平かつ有用なベンチマークを作る」ことを目指したAIリーダーたちによるコンソーシアム。

 

エヌビディアは、MLPerf推論の第2バージョンにおいて、データセンターおよびエッジコンピューティングシステム向けの全6応用分野のテストすべてで結果を残した。このテストは、コンピュータービジョン向けの当初の2つのテストに加えて、AI分野の中でも成長の著しいレコメンデーションシステム、自然言語理解、音声認識、医用画像を網羅している。

 

幅広い業界の組織が、すでにNVIDIA® A100 Tensor コア GPUの推論パフォーマンスを利用して、AIを研究から日々の業務へと移行している。例えば、金融機関では対話型AIを使って顧客の質問により早く答え、小売業者は AI を使って常に在庫を補充、医療機関swはAIを用いて何百万枚もの医用画像を分析することで、病気をより正確に特定し、人命を救うのに役立てている。

 

エヌビディアのゼネラルマネージャー兼アクセラレーテッドコンピューティング担当バイスプレジデントであるイアン・バックは次のように述べている。「私たちは転換点におり、あらゆる業界が AIを応用して新しいサービスを提供し、自社のビジネスを成長させるためのより良い方法を模索しています。MLPerfで今回の結果を出すためにエヌビディアが成し遂げてきたことは、私たちの日常生活を向上させる新しいレベルの AIパフォーマンスを企業に提供します」

 

5年前にGPUを推論に使っていた企業はほんの一握りの大手ハイテク企業だけであった。しかし現在では、幅広い業界の企業がエヌビディアのAIプラットフォームを用い、ビジネス活動を向上させ付加的なサービスを提供している。
さらに、NVIDIA GPUは、パブリッククラウドでCPUよりも多くのAI推論能力を提供するようになり、NVIDIA GPUのクラウドAI推論コンピューティング能力の合計は、2年ごとに約10倍伸びている。

 

エヌビディアがAI推論を新たな高みへ

 

エヌビディアとそのパートナーは、エヌビディアのデータセンターGPU、エッジAIアクセラレーター、エヌビディアに最適化されたソフトウェアを含む、エヌビディアのアクセラレーションプラットフォームを使ってMLPerf 0.7の結果を提出した。

 

今年の前半に発表されたNVIDIA A100は、第3世代のTensor コアとMulti-Instance GPUテクノロジーを特徴としており、ResNet-50テストではCPUに30倍の差をつけて勝利している。さらに、A100は新しく追加されたデータセンター向け推論のレコメンダーテストでは、最新のCPUを最大237倍上回るパフォーマンスを出している。(※1)
※1:MLPerf推論0.7ベンチマークに準拠

 

これは、1台のNVIDIA DGX A100™ システムで約 1,000 台のデュアルソケットCPUサーバーと同じパフォーマンスを実現できるということであり、AIレコメンダーモデルを研究から実稼働に移す際に、きわめて高い費用対効果を生む。

 

このベンチマークはまた、主流のエンタープライズ向けエッジサーバーや、費用対効果の高いクラウドインスタンスにとって、NVIDIA T4 Tensor コア GPUが引き続き、堅実な推論プラットフォームであることも示している。NVIDIA T4 GPUは同じテストでCPUを最大28倍上回り、さらに、NVIDIA Jetson AGX Xavier™は、SoCベースのエッジデバイスの中で首位のパフォーマンスを見せている。

 

■エヌビディアについて

 

1999年におけるエヌビディア(NASDAQ 表示:NVDA)によるGPUの発明は、PCゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こした。最近では、GPUディープラーニングが最新のAI(次世代コンピューティング)に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピューター、ロボット、自律走行車の脳としてGPUは機能している。

 

詳細:https://www.nvidia.com/ja-jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。