NEXT MOBILITY

MENU

2021年1月13日【テクノロジー】

デンソーウェーブ、小型高機能のデータ統合コントローラー発売

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

デンソーウェーブは、このたび、データ統合コントローラー「IoT Data Server」の新機種「IoT Data Server Edge-AT」を3月19日 から発売すると、2021年1月13日発表した。

 

これまでIoT製品は製造分野で多く使われていたが、製造分野だけでなく他分野の方々にも身近に感じて欲しいという思いから、多くのシーンで採用されるように、接続性の向上や工場・倉庫・オフィスなどでの設置しやすさを考慮した製品に仕上げた。

 

従来のIoT Data Serverラインアップの中で最も高性能・多機能のIoT Data Server Premium-D (以下Premium-D) と同等レベルのスペックや機能を有しつつ、スタンダードモデルIoT Data Server Basic-D (以下Basic-D) と同価格帯での提供を実現した。価格はオープン価格。

 

 

■新機種「IoT Data Server Edge-AT」従来からの進化点
①:高機能・低価格の両立
従来の製品ラインアップの中で最高スペックのPremium-Dと同等レベル製品を、スタンダードモデルのBasic-Dと同価格帯で提供。製品ラインアップを見直し、シンプルにすることで価格を抑えた。

②:筐体の小型化・軽量化
筐体の冷却機能や基本ソフトを細部まで調整・検証を行った結果、従来機のPremium-Dと比べ、サイズ1/4以下、質量約1/3のコンパクトな筐体を実現した。小型化・軽量化により、制御盤の中などのスペースが限られる場所へも設置が可能。

③:インターフェースの集約
従来機のPremium-Dでは上面・下面に配置されたコネクター類を1面に集約したことで、物理的な配線やメンテナンスを行いやすいデザインになった。また、コネクター類は現場からヒアリングした要望を反映させ、特に使用頻度が高いインターフェースを厳選している。

 

 

 

■製品特長紹介
①上位システムと設備機器との柔軟な連携機能
クラウドやアプリケーション標準規格に対応し、IoTアプリケーションを自由に選択可能。ネイティブ通信による接続だけでなくデバイス標準規格にも対応し、あらゆるFA機器と接続できる。

 

②ダッシュボード機能を標準搭載
収集したデータをプログラムレスで簡単に可視化するダッシュボード機能を標準搭載。ダッシュボード画面の編集・閲覧は標準のWebブラウザーで行える。

 

③3つの方法による総合セキュリティ
ホワイトリストや暗号化通信で、OT側の機器を外部攻撃から防ぐ。IoT Data Serverと接続された機器の状態が監視可能。

 

 

 

 

■製品概要
製品名:IoT Data Server Edge-AT(アイオーティー・データ・サーバー・エッジ・エーティー)
価格:オープン価格
発売日:2021年3月19日(金)

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。