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2019年7月9日【経済・社会】

丸紅、自動車向けアルミニウム材拡販に向け墺企業と覚書締結

NEXT MOBILITY編集部

 

 

丸紅は、オーストリア共和国のAustria Metall(オーストリアメタル/以下、AMAG)と、AMAGが生産する自動車向けアルミニウム材の、全世界の自動車製造・加工関連企業向け拡販における協業について合意し、覚書を締結した。

AMAGは、丸紅が1989年から出資するカナダのAlouette(アロエッテ)アルミニウム製錬事業において、30年にわたる共同事業パートナーでもある。

 

またAMAGは、アルミニウムのサプライチェーン全体におけるサステナビリティ取組向上を目的とする国際イニシアチブ「Aluminum Stewardship Initiative(以下、ASI)」の創設メンバーの一員として、アルミニウムサプライチェーンにおけるESG(※)を強化。ASI認証を取得したAMAGの工場では、原料の約75%にアルミニウムスクラップを活用する等、サステナビリティを重視したアルミニウム材の生産に取り組んでいる。

 

近年、温室効果ガス排出量を削減すべく、各国政府が自動車に関連した規制・目標を設定する中で、自動車車体を軽量化するために、アルミニウム材の需要が増加。

 

丸紅は、グループ内で世界各地域に保有する加工・ロジスティクス機能を活用することで、AMAG 製品を拡販し、自動車車体の軽量化及びサステナビリティを重視したアルミニウム材の普及に貢献していくとしている。

 

 

※企業経営や成長において、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)への配慮が必要であるという考え方。

 

 

[Austria Metall AG 概要]

 

– 会社名:Austria Metall AG
– 所在地:5282 Ranshofen, Austria
– 事業内容:アルミニウム圧延・鋳造事業、及びAlouette への 20%投資
– 販売実績:圧延 223 千MT、鋳造 87 千MT、Alouette 持分 115 千MT (2018 年)
– 従業員:1,959 名(連結)

 

[Alouetteアルミニウム製錬事業]

 

– 所在地:400 Chemin de la Pointe Noire, Sept-Iles, Quebec, Canada
– 事業内容:アルミニウム製錬事業
– 生産能力:600 千MT (2018 年)
– 株主:AMAG 20%、丸紅 13.33%、Rio Tinto 40%、Norsk Hydro 20%、Albecour 6.67%

 

*MT=メトリックトン

 

 

■Austria Metall AG(英語):https://www.amag-al4u.com/en.html

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。