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2020年6月5日【経済・社会】

日本製鉄、名古屋製鉄所第3高炉の改修を決定

NEXT MOBILITY編集部

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日本製鉄・HP

 

 

日本製鉄は、名古屋製鉄所第3高炉の改修を決定した。投資額は約490億円。改修は2022年上期を予定している。

日本製鉄・ロゴ

日本製鉄は2月7日、中長期での国内鉄鋼需要の減少や、海外市場での競合激化、製鉄設備の大規模更新投資の到来など、厳しい経営環境を踏まえ、競争力ある鉄源一貫製鉄所を中心とする最適生産体制を構築することを基本方針に、国内の生産設備構造対策を決定。現在、その実行に向けて取り組んでいる。

 

名古屋製鉄所は、高級薄板一貫製造の主力拠点として、自動車用鋼板の最適一貫製造技術や、商品力・需要家対応力に関して高い競争力を有し、また、同製品向の鉄源を他製鉄所へ供給する役割も担っている。

 

日本製鉄は、今後も需要家のニーズに的確に対応し、グローバル競争に勝ち抜くことを目的に、要となるこの名古屋製鉄所の鉄源一貫生産での競争力を維持・強化するため、前回の改修から約20年が経過する第3高炉の改修を決定。改修後の高炉では、高度IT等の国内外の新技術を導入し、安定生産、生産性向上を実現するとしている。

 

 

<名古屋製鉄所 第3高炉改修の概要>

 

– 炉容積:4,425㎥(現状 4,300㎥)
– 改修時期:2022年上期(予定)
– 投資額:約490億円(予定)
– 施工:日鉄エンジニアリング(株) 他
– その他:現行高炉は2000年4月に稼働

 

 

なお、設備投資の実行にあたっては、財務の健全性も維持するため、設備投資の厳選と効率化を行う。日本製鉄では、中期経営計画(2018年度~2020年度の3カ年)の設備投資計画を1.7兆円から1.5兆円へ約2,000億円圧縮することとしているが、名古屋製鉄所第3高炉の改修については、1.5兆円の内数として実行し、設備投資額の更なる削減を検討。また、中期経営計画での資産圧縮目標を、当初計画の1,000億円から4,000億円に増額して実行してきているが、これを5,000億円以上に引き上げ、キャッシュフローの改善に取り組んでいくとしている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。