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2019年2月4日【自動車生産】

トヨタ、タクシー車両「JPN TAXI」の車いす乗降性を改善

NEXT MOBILITY編集部

 

 

トヨタ自動車は、2017年10月23日発売のタクシー車両、「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」において、車いす利用者ならびにタクシー事業者から、乗降用スロープの設置作業が複雑で対応が困難であるとの指摘を受けたことから、既販車(*1)の車いすの乗降性を高める改善を2月から、また、3月から改良車両を発売する。

 

トヨタ自動車・ロゴ

既販車の改善では、組立作業を簡略化した車いす乗降用スロープ(*2)などの改善部品への交換や、作業が簡単に分かるラベルを各箇所に貼付けるなど、習熟度によって作業時間に大幅な差が出ないよう工夫。併せてタクシー事業者の協力のもと、乗務員への実車研修を、より一層に進める。

 

こらら改善により、スロープ設置から車いすの固定などにかかる時間は、4分程度(*3)に短縮したと云う。

 

また、3月発売の一部改良車両では、車いす乗降用のスロープ(*2/*4)構造の見直しに合わせて車両側にも改良を加え、時間を3分程度(*3)に短縮。

 

更に、スライドドアの開閉時間短縮や、料金トレイの位置を下げるなどの使用性の見直しに加え、衝突回避または被害軽減をサポートするプリクラッシュセーフティの昼間の歩行者検知も対象とする。

 

 

*1:2017年10月~2019年2月生産車両(約11,000台)。
*2:耐荷重(200kgまで)などの制限あり。
*3:作業の習熟度が高い場合。
*4:既販車向けの改善部品と、一部改良車両の部品は一部仕様が異なる。

 

 

[既販車向け改善内容]

 

 

 

[一部改良車両の内容]

 

 

既販車(改善前)

 

 

一部改良車(改善後)

 

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。