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2021年4月19日【CASE】

akippa、不動産管理会社の駐車場と自動連携

NEXT MOBILITY編集部

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akippaは4月19日、運用する駐車場予約アプリ「akippa」にて、クラウドツール「物管Cloud」との自動連携を開始すると発表した。

 

「物管Cloud」は、アトンテックが開発する賃貸管理現場業務をサポートするクラウドツール。自動連携により、不動産管理会社が管理している駐車場の契約状況を元にakippaに登録している駐車場の貸し出し開始および停止の自動連携が可能となり、手間なくakippaにて駐車場運用を行える。また、未契約駐車場の有効活用を最大化することが可能になる。

 

この連携では、三島コーポレーションが管理している駐車場での導入実験を1月末までに完了、本格的な導入の第一弾として富士コミュニティーの管理する駐車場での自動連携が4月19日より開始する。

 

 

通常、akippaにて駐車場を貸し出す際は、駐車場オーナー自らが貸し出し開始および停止を手動でおこなっている。akippaと提携している不動産管理会社も同様に、駐車場契約の状況に応じて手動で対応しているのが現状だ。

 

不動産管理会社では、マンションに付随している駐車場や月極駐車場など数多く管理している。そのため、駐車場の解約や、反対に契約が決まるたびに、akippaの管理画面にて駐車場の掲載・停止作業が必要となり、細心の注意や手間などのコストがかかっていた。また、駐車場契約が決定した駐車場のakippa上での停止漏れなどによるトラブルが発生するリスクもあり、駐車場貸し出しにおいて課題の一つとなっていた。

 

今回の物管Cloudによる自動連携を実施することで、不動産管理会社がakippaで貸し出している駐車場の開始および停止が自動化できるようになる。自動化することで、不動産管理会社の手間がなくなり、スムーズな駐車場運用が可能となることはもちろん、貸し出しによるトラブルの減少にもつながる。また管理している駐車場のうち、未契約の駐車場を漏れなくakippaに掲載することができ、新たな収益化が見込めるとしている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。