オムロンは、 7月28日開催の取締役会で、株主優待制度の廃止を決定した。
2020年3月31日現在のオムロンの株主名簿に記録された1単元(100株)以上を所有する株主への贈呈を以て、廃止する。
オムロンでは、投資の魅力を高め、より多くの人に同社の株式を保有してもらうことを目的とした株主還元策の一環として、2013年度に株主優待制度を導入。
以降8年に渡り株主基盤の安定化に寄与してきたが、安定的かつ継続的な配当と機動的な自己株式の取得の実施など、同時展開してきた総合的な株主還元策が充実してきたことから、株主優待制度は当初の目的を達成し、相応の成果に結びついたと判断。株主優待制度の廃止を決定したとしている。