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2019年8月8日【経済・社会】

丸紅、トルコの建機販売代理店を連結子会社化

NEXT MOBILITY編集部

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丸紅は、トルコ共和国における小松製作所(コマツ)製建設機械、Volvo Truck(VOLVO)製大型トラック、Crown Gabelstapler(CROWN)製倉庫機械の輸入販売代理店「テムサ イシュ マキナラル社(TIM社)の41%株式を、エクサ エクスポート社(EXSA社)から取得した。

 

これにより、丸紅によるTIM社の株式持分比率を90%となり、TIM社は丸紅の連結子会社となった。なお、TIM社は引き続き、SABANCI社からのサポートを得ていくと云う。

丸紅は、1980年代からトルコ向けにコマツ製建設機械の輸出販売取引を行っており、2014年にはTIM社株式の49%を取得。出資参画後、EXSA社の親会社のハジュ オメル サバンジュ ホールディング社(SABANCI社)と共にTIM社の事業運営を行い、トルコ国内の建設業界において、建設機械の販売・アフターサービス、レンタル事業の拡大強化を行ってきた。

 

加えて、VOLVO製大型トラック、並びに CROWN製倉庫機械の輸入販売事業にも参入し、物流業界にもビジネスを拡大した。

 

 

 

 

丸紅はトルコの他にも、英国、フィリピン、ベトナム、アルゼンチンにおいてコマツ製建設機械販売事業を展開しており、そのノウハウとSABANCI社の持つ高い知名度・信用力を融合し、TIM社事業の更なる強化・拡大を目指すとしている。

 

 

[会社概要]

 

<TIM社>

 

– 会社名:TEMSA İŞ MAKİNALARI İMALAT PAZARLAMA VE SATIŞ A.Ş.(テムサ イシュ マキナラル社)
– 所在地:トルコ共和国・イスタンブール市
– 設立:2012年11月
– 事業内容:コマツ製建設機械・フォークリフト、VOLVO製大型トラック、CROWN製倉庫機械の販売、アフターサービス、レンタル

 

<SABANCI社>

 

– 企業名:HACI ÖMER SABANCI HOLDİNG A.Ş.(ハジュ オメル サバンジュ ホールディング社)所在地:トルコ共和国・イスタンブール市
– 設立:1967 年
– 事業内容:銀行、保険、セメント、エネルギー、工業の各部門を持つサバンジュ財閥グループの持株会社

 

 

■TEMSA İŞ MAKİNALARI:http://www.temsaismakinalari.com.tr/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。