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2020年1月6日【テクノロジー】

SkyDrive、空飛ぶクルマの有人飛行試験を開始

NEXT MOBILITY編集部

 

 

空飛ぶクルマを開発する「SkyDrive」と、自動車・航空業界、スタートアップ関係の若手メンバーを中心とした業務外有志団体「CARTIVATOR」は、日本初となる「空飛ぶクルマ」の有人飛行試験を、昨年12月に開始した。

SkyDriveは、CARTIVATORメンバーを中心に発足した「空飛ぶクルマ」の開発・製造・販売を行うスタートアップ企業で、両者は現在、空飛ぶクルマを共同開発している。

 

空飛ぶクルマは、正式名称を「電動垂直離着陸型無操縦者航空機」といい、電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が大きな特徴。

 

既存の航空機に比べて低コスト・低騒音、かつ離発着場所もコンパクトになるため、日常的な空の移動を実現する新たなモビリティとして、現在、世界各国で開発が進められている。

 

また、次世代産業の1つともされ、その市場規模は、2040年にはグローバルで150兆円に達すると予測(Morgan Stanley調査/※1)されている。

 

日本では、2018年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、経済産業省・国土交通省によって、2023年の事業開始、2030年の本格普及に向けたロードマップ(※2)が制定され、都市部でのタクシーサービス、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の救急搬送などにつながるものとして期待されている。

 

 

昨年12月に予約販売が開始されたSkyDrive社のカーゴドローン

昨年12月に予約販売が開始されたSkyDrive社のカーゴドローン

 

 

SkyDriveとCARTIVATORは、昨年5月、豊田市と「新産業創出へ向けた「空飛ぶクルマ」開発に関する連携協定」を締結。それに伴い、1万平米の開発拠点、なかでも日本最大級の屋内飛行試験場が使用できるようになり、開発スピードを格段に高める事が可能となった。

 

今回開始した飛行試験では、飛行高度 ・飛行形態 ・フェール状態 ・緊急着陸等、様々なケースを策定し、徐々に複雑な動作/飛行をさせながら、安全性検証・操作確認・飛行実績を重ね、屋内での飛行試験を経て、屋外飛行試験許可を取得する計画だと云う。

 

両社は、今回の有人飛行試験を安全に最大限の注意を払い遂行し、2020年夏のデモフライト、及び2023年の販売開始に繋げ、新たなモビリティ社会の創造に貢献していくとしている。

 

※1:https://www.morganstanley.com/ideas/autonomous-aircraft

※2:https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181220007/20181220007.html

 

 

[SkyDriveの概要]

 

– 会社名:株式会社SkyDrive

– 設立:2018年7月
– 代表者:代表取締役 福澤知浩
– 所在地:

・東京オフィス:東京都新宿区
・豊田テストフィールド:愛知県豊田市足助地区
・豊田R&Dセンター:愛知県豊田市挙母町2-1-1豊田市ものづくり創造拠点SENTAN

– 事業内容:

空飛ぶクルマ、カーゴドローン(※3)の開発。カーゴドローンは昨年12月に予約販売開始。空飛ぶクルマについては、今年夏のデモフライトを、2023年の販売開始を予定している。

 

※3:https://www.skydrive.co.jp/pages/3434866/drone

 

 

 

■SkyDrive:https://www.skydrive.co.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域の取材活動を経て同社出版局へ。コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に環境&リサイクル紙、車両ケア&整備ビジネス専門誌等の創刊誌編集長を歴任。独立後は一般誌、Web媒体上でジャーナリスト活動を重ね30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。