ホンダは、中国・上海で開催されている2019年上海モーターショー（第18回上海国際自動車工業展覧会/プレスデー：4月16日～17日 一般公開日:4月18日～25日）で、中国専用の電気自動車（EV）のコンセプトカー「X-NV CONCEPT（エックスエヌブイ コンセプト）」を世界初公開した。

X-NVコンセプトは、本田技研科技（中国）と東風本田汽車（東風ホンダ）との共同開発し、東風ホンダが中国市場に投入する初の量産EVのコンセプトモデル。2019年後半の発売を予定している。

また、ホンダブースでは、4月末に広汽本田汽車（広汽ホンダ）から中国で発売予定の「ODYSSEY HYBRID（オデッセイ ハイブリッド）」が初公開される他、中国で第2世代となる「Honda CONNECT（ホンダコネクト）」の体験展示が行われている。

ホンダは、昨年「2025年までに中国市場へ20機種以上の電動化モデルを投入する」という中国における電動化の中期ビジョンを掲げ、広汽ホンダより昨年発表した中国専用電気自動車「理念 VE-1」を始めとして、2020年以降にはプラグインハイブリッド搭載モデルの投入を予定。

さらに四輪車以外にも、昨年発表した電動二輪車「V-GO（ブイゴー）」や、電動小型モビリティ「Transcooter（トランスクーター）」など、様々なモビリティにおいて電動化を加速させている。