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2018年10月16日【アフター市場】

LINEと損保ジャパン日本興亜、LINE ほけん提供開始

NEXT MOBILITY編集部

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LINE Financialと、損害保険ジャパン日本興亜は、「LINE」アプリ上で損害保険に加入できる保険サービス「LINE ほけん」の提供を10月16日から開始した。

[開発の背景]

 

近年のデジタル技術の進化とスマートフォンの普及により、今後、スマ-トフォンを中心としたオンラインでの保険加入も拡大する可能性がある。

 

このような状況の中、LINE Financialと損保ジャパン日本興亜は、損害保険領域における業務提携を行い(*1)、シンプルでユーザビリティに配慮したUI/UX(*2)で、ユーザーのニーズに手軽にリーチできる新たな保険サービス「LINE ほけん」を共同で開発した。

 

*1:業務提携締結に関するプレスリリース(https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2168

*2:UI(ユーザ・インタフェース)は、フォントや画像、ボタンといったサービスの見た目やデザイン、UX(ユーザ・エクスペリエンス)とは、そのUIを実際に触るなど体験して感じる使い勝手や信頼性、⼼地良さといった感覚を指す。

 

[LINE ほけんの特徴]

 

①シンプルでスピーディな加入手続き

 

「LINE ほけん」は、専用のアプリケーションをインストールすることなく、「LINE」アプリ上から必要な時に、自宅でも外出中でも保険に加入することが可能。「LINE ほけん」のユーザー登録が完了している場合、最短約60秒で保険加入の必要事項が入力できる。

 

②テーマ型のユニークで多彩な商品ラインナップ

 

旅行・スポーツ・イベント・ゴルフ・賃貸などといった生活シーンに合わせたテーマや、天気・家族構成に応じた、その時に必要な保険を選ぶことができる。

 

1日単位から加入できる短期型の保険をメインに、お花見・夏祭りなどの季節のイベントや、台風などの悪天候の際の保険、ボランティアや野外フェスの際の保険といったユニークな商品から、自転車保険や弁護士相談費用保険などの年単位の保険まで、全59に渡る商品プランを提供する。

 

③手ごろな保険料と支払方法

 

100円からの手ごろな保険料のプラン(*3)を用意し、「LINE」上で展開する「LINE Pay」で保険料の支払いが可能(*4)。「LINE Pay」は、「LINE」ユーザーであれば誰でも「LINE」アプリ内から規約に同意するだけですぐに登録、利用開始することができる。

 

*3:期間選択型における 1日あたりの保険料と1年型における月額保険料を100円から用意。

*4:「LINE Pay」での支払いはチャージした「LINE Pay」残高もしくは「LINE Pay」内で連携したクレジットカードで利用できる。

 

[利用方法]

 

「LINE」アプリ内の「ウォレット」タブにある「LINE ほけん」を選択しアクセスする。保険に加入するには「LINE ほけん」と「LINE Pay」両方のユーザーの登録が必要となる。

 

 

[今後の展開]

 

両社は今後、「LINE ほけん」で加入できる保険商品のラインナップをさらに充実させるとともに、「LINE」ならではのコミュニケーションとInsurTech(Insurance + Technology)を融合させた新たな保険サービス、購入・相談・請求がワンストップで行えるサービスの提供を行い、人と保険の距離を近づけ、ライフスタイルを豊かにするための保険サービスを目指すとしている。

 

[会社概要]

 

<LINE Financial>

 

– 名称:LINE Financial 株式会社
– 所在地:東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー23階
– 代表者:代表取締役 出澤 剛
– 事業内容:金融関連サービスの提供
– 資本金:5,000百万円(2018年1月末時点)
– 設立年月日:2018年1月10日

 

<損害保険ジャパン日本興亜>

 

– 名称:損害保険ジャパン日本興亜株式会社
– 所在地:東京都新宿区西新宿一丁目26番1号
– 代表者:代表取締役 西澤 敬二
– 事業内容:損害保険商品・サービスの提供
– 資本金:70,000百万円(2018年3月末時点)
– 設立年月日:1887年7月

 

■LINE Pay:https://line.me/ja/pay

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。