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2019年3月29日【経済・社会】

豊田通商の子会社、南ア最大の自動車販社買収の交渉開始

NEXT MOBILITY編集部

 

 

豊田通商の完全子会社のCFAO社は、南アフリカで最大の自動車ディーラーネットワークを展開するユニトランスモーター(Unitrans Motor)グループの株式74.9%を取得するため、親会社であるシュタインホフ(Steinhoff)社との独占交渉を開始した。

 

なお、株式の残り25.1%については、B-BBEE(Broad-Based Black Economic Empowerment)政策(※)に基づき、シュタインホフグループが現地企業へ譲渡し、CFAO社と合弁事業を設立する。

 

 

ユニトランスモーターグループは、南アフリカの大手自動車ディーラーグループの一つで、99社のディーラーを傘下に持ち、10以上の自動車ブランドを取り扱っている。

 

また、南アフリカ全土でレンタカー事業及び保険事業を展開。従業員数は約6,000人、昨年度の売り上げは15億ユーロ(約 1,850億円)となっている。

 

南アフリカの新車市場は、アフリカ大陸の中で最も大きく、2018年の販売台数は55万台。大陸全体の45%を占めていると云う。

 

CFAO社の会長兼CEOのRichard BIELLE(リチャード・ビエル)氏は、「従来、同国では車の生産部品供給と物流サービスのみを展開していた当社にとって、アフリカ最大の自動車小売市場への参入は、南アフリカでの事業強化になるだけでなく、汎アフリカ全体の事業にとって大きな節目になる」と話している。

 

なお、株式譲渡は、シュタインホフグループとCFAO両社による最終合意契約書への締結と、南アフリカ各当局および関係各所による承認が前提となる。

 

*B‐BBEE(Broad‐Based Black Economic Empowerment):黒人経済強化政策。幅広く黒人の地位回復を目的とした南アフリカ独特の制度。

 

 

■Unitrans Motor(英語):https://www.um.co.za/

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。