日産車体は、東京大学 先端科学技術センターの要請に基づき、NV350キャラバンをベースに、新型コロナウイルス(COVID-19)感染軽症者の搬送用車両を製作した。車両は、5月1日から世田谷保健所で運用されている。
この車両は、「NV350キャラバン スーパーロング ハイルーフ標準幅10人乗り」をベースとした、運転席と客室の間にシール付き隔壁を設置、また客室から運転席への空気の逆流防止のために客室後部に排気ファンを設置して、客室内を常に負圧にする構造とするなど、運転者への感染防止を図っている。
[特別架装]
・運転席と客室の隔壁にガラスとスクリーンの二重シール構造の窓を採用。
・客室を負圧にするため後部に排気ファンを設置。