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2019年12月4日【経済・社会】

ジェイテクト、豊精密工業の全株式をトヨタから取得

NEXT MOBILITY編集部

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ジェイテクトは、12月4日開催の取締役会で、トヨタ自動車の完全子会社で自動車部品並びに一般機械用歯車の製造販売等を行う「豊精密工業(以下、豊精密)」の全株式を取得し、完全子会社化することを決議した。

 

株式の取得額は100億円。株式の譲渡は、来年1月1日を予定している。

1.株式取得の理由

 

ジェイテクトでは、自動車の駆動部品である電子制御カップリングやトルセンLSD(Limited Slip Differential)といったトルクコントロールデバイスを開発・生産しており、豊精密は、同じく駆動部品であるデファレンシャルギヤおよびデファレンシャルアッセンブリー(以下デフ)の開発・生産を行ってる。

 

今回、豊精密の株式を譲り受けることにより、トルクコントロールデバイスとデフの一体化や、四輪駆動システムとしての最適化を一体となって追求し、ユニットの軽量化・小型化を実現し、一層の低燃費化・高効率化を目指す。

 

豊精密はまた、ギヤ加工技術を支える設備・工作機械の優れた技術を保有。ジェイテクトは、駆動製品に限らず、工作機械・メカトロ事業との連携も含め、さらなる事業基盤の強化を推進していく。

 

将来的には、ジェイテクトのトルクマネジメント技術と、豊精密が持つデフの知見や歯車加工技術による相乗効果を軸に、ステアリングシステムやハブユニット、ドライブシャフトといった既存製品との最適化を通じ、自動車の足元であるドライブラインをシステムで支える存在として、同社だからこそできるシステム提案を、世界に向けて行っていきたいとしている。

 

 

2.異動する子会社(豊精密工業株式会社)の概要

 

(1)名称:豊精密工業株式会社
(2)所在地:愛知県瀬戸市暁町 3‐45
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 近藤 芳弘
(4)事業内容:

・自動車部品並びに一般機械用歯車の製造販売
・前各号に関する発明研究並びにその利用
・前各号に付帯関連する一切の業務

(5)資本金:2,000 百万円
(6)設立年月日:1958年7月14日
(7)大株主および持ち株比率:トヨタ自動車株式会社(100%)
(8)上場会社と当該会社との間の関係:

・資本関係:該当事項なし。
・人的関係:該当事項なし。
・取引関係:該当事項なし。

(9)当該会社の最近3年間の経営成績および財政状態:

 

 

3. 株式取得の相手先の概要

 

(1)名称:トヨタ自動車株式会社
(2)所在地:愛知県豊田市トヨタ町 1 番地
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 豊田 章男
(4)事業内容:自動車の生産・販売
(5)資本金:6,354億円
(6)設立年月日:1937年8月28日
(7)純資産:21,002,317百万円
(8)総資産」52,240,078百万円
(9)大株主および持ち株比率:日本トラスティ・サービス信託銀行(13.28%)
(10)上場会社と当該会社との間の関係:

・資本関係:ジェイテクト株式を 77,235 千株保有。
・人的関係:出向などの人事交流。
・取引関係:ジェイテクトから製品を販売。

 

 

4. 取得株式数、取得株価及び取得前後の所有株式の状況

 

(1)異動前の所有株式数:0株(議決権数:0個/議決権所有割合:0%)
(2)取得株式数2,200,000 株(議決権数:2,200,000 個)
(3)取得価額:

・豊精密工業株式会社の普通株式:10,000百万円
・アドバイザリー費用など(概算額):45百万円
合計:10,045百万円

(4)異動後の所有株式数:2,200,000株(議決権数:2,200,000個/議決権所有割合:100%)

 

 

5.日程

 

(1)取締役会決議:2019年12月4日
(2)契約締結日:2019年12月4日
(3)株式譲渡実行日:2020年1月1日(予定)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域の取材活動を経て同社出版局へ。コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に環境&リサイクル紙、車両ケア&整備ビジネス専門誌等の創刊誌編集長を歴任。独立後は一般誌、Web媒体上でジャーナリスト活動を重ね30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。