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2021年3月8日【CASE】

テムザック、京都太秦で乗れるロボットRODEMの体験実証

NEXT MOBILITY編集部

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テムザックは3月8日、”乗れるロボット”RODEM(ロデム)の5G遠隔操作を体験できるイベント、実際に公道(車道)を時速12kmで走行する実証実験を行うことを発表した。

 

RODEMは、テムザックがどんな人も境界なく乗れる真のバリアフリーを目指したスマートモビリティ。RODEMをシェアリング可能なシティモビリティとして活用することで、ユニバーサルデザインの街づくりに寄与できるとし、実用化に向け活動を続けているという。

 

速度は、時速6km(歩行者の速度)、時速12km(自転車の速度)と切り替えることが可能。ちなみに現行法上、電動車いすは制限速度が時速6kmであり、歩行者と同様の通行方法とされている。

 

RODEMシティモビリティ化に向けて取り組む要素は「遠隔操作(または自動運転)のパーキング等を実現」、「自転車と同様のスピード(時速12km)を実現」の2点だ。

 

 

今回、「遠隔操作(または自動運転)のパーキング等を実現」に向けて、5G遠隔操作によるイベント実施する。

 

イベントでは、パーキング時に利用する5Gでの遠隔操作機能を応用。東映太秦映画村イベント「KYOTO NINJA FESTIVAL(京都 忍者フェスティバル)」にて実際にRODEMの5G遠隔操縦を体験することができる。

 

「KYOTO NINJA FESTIVAL(京都 忍者フェスティバル)」は、文化芸術や先端技術の力を活用し、京都の魅力を国内外に発信することを目的として開催される。「忍者」をメインテーマに、WITH/POSTコロナ時代を見据えた、ローカル5Gを用いたロボット遠隔操作、AR、3Dアニメーションから絵付体験まで、地元・京都企業の先端技術や伝統技術も採り入れた様々なプログラムを体験することができる。

 

 

 

また、時速12kmで走行することによる、他の交通主体への影響を検証するため、西陣エリアでの一部の公道(車道)で実証実験を行う。同社は、今回の実験は、RODEMを「ミニカー区分」でナンバープレートを取得し、普通免許保持者(弊社社員)による運転を行うなど、現行法の範囲内で実施するとしている。

 

イベント、実証実験の概要は下記。

 

■5G遠隔操作によるイベント概要
– 日時:2021年3月13日(土)・14日(日) 10時~17時
– 会場:東映太秦映画村(京都市右京区太秦東蜂岡町10)
– URL:https://www.toei-eigamura.com/ninja-fes/

 

■実証実験概要(予定)
– 実証日:3/17(水)10:00~11:15/18:00~18:45 浄福寺通り(五辻通り~寺之内通り)
– 実証日:3/18(木)10:00~12:00 大宮通り(上立売通り~北大路通り)
– 予備日:3/19(金) 浄福寺通り(五辻通り~寺之内通り)
– 予備日:3/23(火) 大宮通り(上立売通り~北大路通り)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。