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2019年8月1日【物流】

楽天、物流センターを千葉県習志野市と神奈川県大和市に新設

NEXT MOBILITY編集部

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楽天は、同社が運営する総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の物流拠点を千葉県習志野市と神奈川県大和市に新設する。

 

新拠点は、野村不動産が開発する大型物流施設「Landport東習志野(習志野市)」の全フロアおよび、ダイワコーポレーションが運営する大型物流施設「ニッセイロジスティクスセンター横浜町田(大和市/注1)」の一部フロアを借りて、2020年中頃から「Rakuten Fulfillment Center Narashino」および「Rakuten Fulfillment Center Chuorinkan」として稼働する予定。

楽天・ロゴ

楽天スーパーロジスティクスは、「楽天市場」出店店舗の商品の保管から出荷までを楽天が一括で担う総合物流サービスで、これまで、千葉県市川市、流山市、兵庫県川西市、尼崎市(注2)および大阪府枚方市に物流センターを設け、入荷から配送までの物流サービスを提供。

 

これらの既存の物流センターが稼働率を上げ、2020年中頃には満床になることが想定されることから、新たに物流センターを開設、サービスのさらなる処理能力向上を図る。

 

楽天は、EC物流の健全化を目的に「楽天市場」における包括的な物流・配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想を掲げており、今回の「楽天スーパーロジスティクス」の物流センター新設もその一環となる。

 

 

注1:施設は、ダイワコーポレーションが 日本生命保険相互会社から貸借。「ダイワコーポレーション横浜町田営業所」として運営。

注2:株式会社関通の物流施設を「楽天スーパーロジスティクス」の物流拠点として運営。

 

 

[施設概要]

 

<千葉県習志野市の新施設>

 

千葉県習志野市の新配送拠点は、延べ床面積約2.2万坪(約7.4万平米)。

 

京成本線「八千代台」駅から約1.4キロ、東関東自動車道「千葉北」IC約7キロ、京葉道路「花輪」IC約8キロに位置し、東関道、京葉道路、国道16号線・外環道などへのアクセスに優れている。

 

施設内には、共有部と敷地内に安全性を確保する監視カメラと防災センターが設置され、また、2つのカフェテリアやドライバー休憩室など、雇用をサポートする設備も充実している。

 

 

 

 

– 名称:Rakuten Fulfillment Center Narashino
– 物件名:Landport東習志野
– 所在地:千葉県習志野市東習志野7丁目3-1(住居表示)
– 稼動開始:2020年中頃予定
– 延床面積:約22,000坪(約7.4万平米)
– 貸借面積:約18,000坪(約6.1万平米)
– 建物階数:地上5階建

 

 

<神奈川県大和市の新施設>

 

神奈川県大和市の新施設は、延べ床面積約2.4万坪(約9.5万平米)。

 

東急田園都市線および小田急江ノ島線「中央林間」駅から徒歩13分、東名高速道路「横浜町田」IC約4キロに位置し、広域へのアクセスが可能なエリアに位置。

 

非常用発電機が設備され、テナント用の非常用発電機スペースも確保。建物内のカフェテリアや、大規模地震発生に備えた建物安全度判定サポートシステムが導入されるなど、従業員の働きやすさ、安全性も考慮されている。

 

 

 

 

– 名称:Rakuten Fulfillment Center Chuorinkan
– 物件名:ニッセイロジスティクスセンター横浜町田(ダイワコーポレーション横浜町田営業所)
– 所在地:神奈川県大和市下鶴間1742-7
– 稼動開始:2020年中頃予定
– 延床面積:約28,000坪(約9.5万平米)
– 賃借面積:約12,000坪(約4.2万平米)
– 建物階数:地上5階建

 

 

■楽天スーパーロジスティクス:https://logistics.rakuten.co.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。