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2018年6月1日【テクノロジー】

トヨタ、電子部品事業をデンソーに集約する基本合意を発表

NEXT MOBILITY編集部

 

 

トヨタ自動車は、6月1日、グループ企業のデンソーと、両社の主要な電子部品事業をデンソーに集約する方向で検討を開始することに合意したと発表した。

実現すると、現在はトヨタとデンソーの双方で行っている電子部品の先行開発、量産開発及び生産等の事業を、今後はデンソーが一括しておこなうことになる。

 

 

この動きは、「電動化」、「自動化」、「コネクティッド」等といった技術の進化が加速し、様々な自動車部品の電子制御化が進む自動車業界において、よりスピーディかつ競争力のある開発・生産体制を構築することが目的だ。

 

 

デンソーは、車載用半導体の自社開発・量産を長きにわたり行っており、また世界各地で各種電子部品の開発・生産を行っている企業。

その意味で、同社では、この分野をデンソーに集約することで、より専門性が高い事業を行うことができるとみている。

 

また、グループ内の重複業務を解消することも可能となり、発生したリソーセスをこれからのモビリティの価値向上に向けた新たな領域にシフトする等、リソーセスの最大活用を図り、グループ全体の競争力を向上していくという。

 

 

具体的な合意内容は以下の通りだ。

 

1,電子部品生産事業の移管について

2019年末をめどに、トヨタの広瀬工場における電子部品の生産をデンソーへ移管する方向で協議する。

デンソーは、電子部品の生産供給体制を戦略的に再整備することにより、電子部品市場のグローバル競争での勝ち残りを図ると共に量産メリットを活かして、より高品質かつ廉価な電子部品をトヨタに供給する。

 

2,電子部品の量産開発機能の集約について

2022年以降、電子部品の量産開発機能をデンソーへ集約。両社で分散している開発ロケーションの一本化を検討する等、開発から生産まで一体となった新組織体制をグループで構築し、開発スピードを加速していく。

 

詳細については、今後両社で協議し決めていく方針だ。



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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。