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2019年5月20日【経済・社会】

デンソー、愛三工業に事業一部譲渡など競争力強化に向け検討

NEXT MOBILITY編集部

愛三工業・HP

デンソーと愛三工業は、パワートレイン事業、および将来の成長領域における競争力強化に向け、デンソーから愛三工業へのパワートレイン事業の一部譲渡と、デンソーの愛三工業に対する出資比率の引き上げについて検討を開始することを、5月20日開催の取締役会において決議し、両社で基本合意した。

 

今回の基本合意により、デンソーと愛三工業は、両社のパワートレイン領域における重複分野を統合して、競争力向上を目指すとともに、限られたリソーセスを新たな成長分野へシフト。さらに連携を強化し、将来のモビリティ社会の実現に貢献するとしている。

 

 

[基本合意の内容]

 

1)デンソーのパワートレイン事業における一部事業の愛三工業への譲渡を検討

 

デンソーのパワートレイン事業におけるフューエルポンプモジュール等、一部製品の開発・生産・販売の一連の事業を愛三工業に譲渡することについて検討を開始。生産の効率化や低コスト化を追求し、継続的なパワートレイン製品の開発と生産を行う。

 

2)相互の連携強化のため、デンソーによる愛三工業への出資比率の引き上げを検討

 

デンソーがトヨタ自動車の保有する愛三工業の全株式を取得することに関する検討を開始。愛三工業への出資比率を引き上げることで、連携を一層強化し、将来の成長領域における競争力向上を目指す。

 

 

この合意に基づき、デンソーと愛三工業は、今後、具体的な検討を進め、今年秋を目途に正式契約の締結を目指す。なお、本事業譲渡および出資比率の引き上げは、各国・地域の競争法当局の承認取得等を条件としている。

 

 

■愛三工業:https://www.aisan-ind.co.jp/

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。