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2019年8月6日【自動車・販売】

ホンダ、国内中古車事業を刷新

NEXT MOBILITY編集部

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ホンダは8月6日、取り巻く市場環境の変化や多様化する顧客ニーズに対応するため、10月から中古車に関する3つの取り組みを順次展開し、国内中古車事業を刷新すると発表した。

 

この取り組みにより、信頼性の高い中古車が、豊富な在庫の中からより安心して購入できるようになると云う。

honda・ホンダ・ロゴ

1.認定中古車制度の刷新

 

11月から、認定中古車の基準を厳格化するとともに、『Honda認定中古車ユーセレクト(U-Select)』ブランドを新たに立ち上げる。

 

認定中古車ユーセレクトは、ホンダ車であること、修復歴(※1)がないこと、第三者機関による車両状態証明書が発行されていることの3つの条件を満たした中古車に限定。

 

さらに、ユーセレクトの認定条件に加え、年式、走行距離といったさらに厳しい条件を満たす中古車(※2)をユーセレクト・プレミアム(U-Select Premium)とする。

 

 

ホンダ認定中古車ユーセレクトのロゴ

ホンダ認定中古車ユーセレクトのロゴ

 

 

2.チャネル名称と店舗デザインの変更

 

認定中古車制度の刷新に伴い、中古車販売チャネル名称である「オートテラス」を「ホンダカーズ・ユーセレクト(Honda Cars・U-Select)」に変更。

 

これに伴い、店舗イメージカラーを、従来の緑からホンダカーズと同じ白を基調としたものに統一。店舗デザインの切り替えは、2020年3月末までに完了させる予定。

 

 

ユーセレクト拠点イメージ

ユーセレクト拠点イメージ

 

 

3.システム導入による中古車事業のネットワーク化

 

従来、ホンダカーズ個社ごとに管理されていた中古車情報を、システムによりネットワーク化することで、ホンダカーズ間のデータ連携を強化。

 

具体的には、中古車購入時に、全国ホンダカーズの中古車在庫からの車両選択を可能にする(※3)など、全国のホンダカーズネットワークを活用した中古車事業を展開する。

 

 

※1:修復歴車は日本自動車査定協会が定義する車輌の骨格部位に損傷があるもの又は修復されているものを指す。
※2:年式5年未満、走行距離5万キロ未満の車両。
※3:2020年夏から開始予定。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。