NEXT MOBILITY

MENU

2018年9月27日【テクノロジー】

神戸製鋼、AI活用の専任組織「AI推進プロジェクト部」を新設

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

神戸製鋼所は、2018年10月1日付で、人工知能(AI)を活用して製品開発力とものづくり力の強化を目指す専任組織「AI推進プロジェクト部」を技術開発本部内に新設する。

 

同社の幅広い事業分野で培われた多様な経験と専門性を持つ技術者約20名を専任者として配置し、事業競争力の根幹である材料や機械製品の開発とものづくりで、他社との差別化が可能となる技術の確立を目指す。

神戸製鋼・KOBELCO・ロゴ

神戸製鋼では1980年代より、製鉄のプロセス制御分野を主としてAIを活用。2016~2020年度グループ中期経営計画では、対象範囲を拡大させ、ものづくり力の革新に向けてデータ活用活動(※1)を推進し、ディープラーニングを使った画像認識やテキストマイニング(※2)などの活用にも取り組み始めた。

 

今回はさらに、「AI推進プロジェクト部」の発足とともに、AIの活用範囲を製品開発力の向上にも拡大、下記2点を中心に取り組むとしている。

 

 

1. 製品開発力の向上

 

新たに製品開発のプロセスにもAIを活用し、多様な製品開発の経験を活かした特長あるデータベースを強みとして、開発のさらなる効率化と高度化を実現する。

 

特に、マテリアルズインフォマティクス技術(※3)については、オープンイノベーションにも力を入れる事で、世界最先端の技術を獲得し、同社が強みとする幅広い材料知見と融合させた革新的な材料開発技術の構築を目指す。

 

また、「AI推進プロジェクト部」の活動を通じて素材事業の競争力のさらなる強化を進め、同社の推進している「輸送機の軽量化」にも貢献する。

 

2. ものづくり力強化に貢献するソリューション開発力の向上

 

プロセスの異常診断技術や予知保全技術、製品検査の自動化など、ものづくり力強化のためのソリューション開発においては、優れた技術や製品を保有する社外パートナーと連携。

 

課題解決の速度を飛躍的に向上させ、得られた成果の定着とグループ内への横展開を「AI推進プロジェクト部」が支援することで、効率的にものづくり力の強化に貢献する。

 

また、同社電力事業部門の火力発電所の運転支援への活用にも着手する。

 

 

神戸製鋼は、幅広い事業分野を有する同社ならではの価値提供を目指し、多様な経験と専門性に加え、AI技術にも精通する人材の充実にも力を入れ、今後もさらなるAI活用を推進していくとしている。

 

※1 データ活用活動:大量のデータを効率よく処理し、有効活用する活動

※2 テキストマイニング:テキストデータにデータ分析技術を用いて有益な情報を取り出すこと

※3 マテリアルズインフォマティクス技術:計算科学と情報科学を駆使して新材料を効率的に開発する技術

 

 

■(神戸製鋼)AI推進プロジェクト部パンフレット:http://www.kobelco.co.jp/releases/files/180927.pdf

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域の取材活動を経て同社出版局へ。コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に環境&リサイクル紙、車両ケア&整備ビジネス専門誌等の創刊誌編集長を歴任。独立後は一般誌、Web媒体上でジャーナリスト活動を重ね30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。