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2019年7月5日【環境/エネルギー】

NTKとMHPS、燃料電池セルスタック製造販売で合弁会社設立

NEXT MOBILITY編集部

 

 

日本特殊陶業(NTK)と三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、固体酸化物形燃料電池(SOFC/*1)の発電要素である円筒セルスタック(*2)の製造・販売を行う合弁会社を共同で設立・運営することに関し、合弁契約を締結した。

両社は、2014年6月から円筒セルスタックの量産に向けて業務提携を締結して開発を開始。今回、MHPSの長寿命、熱利用が可能な円筒セルスタック設計技術と、NTKが保有するセラミックスの量産技術を融合させ、高性能円筒セルスタックを事業化することとなった。

 

今後、NTKにおいて準備会社を設立した後、競争法当局の審査を経て、資本金3億円を投じて合弁会社を設立、今年10月には事業を開始する予定だと云う。

 

 

[合弁会社の概要(予定)]

 

現在、設立する合弁会社については、2社で協議中であるが、現時点では以下の内容で検討している。

 

– 名称:検討中
– 所在地:愛知県小牧市
– 代表者の役職・氏名:検討中
– 事業内容:円筒横縞形セルスタックの製造及び販売
– 資本金:3億円
– 出資比率:NTK 70%、MHPS 30%
– 事業開始予定:2019年10月1日

 

*1)固体酸化物形燃料電池(SOFC):SOFCは、空気中の酸素(O2)、都市ガス等を改質して取り出す水素(H2)や一酸化炭素(CO)を利用し発電するもので、発電の重要な部分であるセルスタックの構成はすべてセラミックスで構成されている。

 

*2)円筒セルスタック:高強度のセラミックス製の構造部材である基体管の外表面に、発電反応を行う素子(燃料極/電解質/空気極の積層体)を複数形成し、素子間を電子導電性セラミックスのインターコネクタで直列に接続(円筒横縞形セルスタック)しているため低電流で高電圧の電気出力を効率よく取り出すことができる。

 

 

※タイトル画像:合弁契約調印式の様子(日本特殊陶業・代表取締役社長の川合尊氏(左)と三菱日立パワーシステムズ 常務執行役員の吉田泰二氏(右))

 

 

■日本特殊陶業:https://www.ngkntk.co.jp/
■三菱日立パワーシステムズ:https://www.mhps.com

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。